FUJIFILM・フジフィルム 写ルンです シンプルACE 27枚撮(値段 最安値¥579~1000前後)
FUJIFILM・フジフィルム 写ルンです シンプルACE 27枚撮(値段 最安値¥579~)


『写ルンです』って覚えていますか?

『写ルンです』って何?

『写ルンです』って覚えてますか?そう、20年ほど前に大ブームを巻き起こしたあの「使い捨てカメラ」。

『写ルンです』は、フジフイルムから「いつでも、どこでも、誰でも、手軽に撮れる」というコンセプトで、1986年に発売されました(当時の価格で¥1380)。

『写ルンです』の販売をきっかけに写真文化の裾野が広がり、『写ルンです』(同様他社製品を含む)の国内市場は、1997年には年間出荷本数が8960万本を突破。

日本中に一大ブームを巻き起こしたお化け商品です。

ところで、この『写ルンです』ですが、実際の呼び名は「レンズ付きフィルム」というのが正しいみたいです。

仮にネーミングが「使い捨てカメラ」だったら、所有者本人が捨てるのは問題ないとして、同時プリントのために預かった写真屋さんやミニラボがカメラ本体を廃棄したり、勝手に使いまわすのは法的に問題があったのだとか。

それで名前が「レンズ付きフィルム」になったようですが、カメラ本体はレンタルしている建前だったのかもしれないですね。

『写ルンです』の販売当初の数年は本体を捨てていたみたいです。

発売当初はバブル期だから、『写ルンです』だけじゃなく、世の中なんでも使い捨ての時代だったんでしょう。

バブルはじけて以降、1990年代からはリサイクルシステムが確立され、現像の時に『写ルンです』本体を回収した後は、電池以外の部品の約95%以上はリユース、リサイクルされていたそうです。

とても、エコな商品だったんですね。

って、僕も白々しいですよね。

というか、景気が悪くなったからコストを下げろってことだったかもしれないですね。

それよりも何よりも、特にカラー現像の廃液は業者に回収させないといけないくらい毒なので(笑)、エコとは矛盾するような気も少々しますが・・・そこ突っ込むとフィルム写真・アナログ写真が悪みたいになりそうなので、話進めます。

とにかく、スマホなんて便利なものがない時代は、コンパクトカメラでも高価でしたから、カメラを持っていない人にとっては『写ルンです』は重宝しましたよね。

旅行のとき、急に仲間と記念写真が撮りたくなったとき等々・・・気軽に、手頃な値段で、どこにでも売っているカメラというのは貴重でした。(自動販売機もありましたね)

ただ、発売されたときは衝撃的で、「こんなオモチャみたいなカメラでほんとに写真が撮れるのか」って思いました。

すごく安物っぽい音でジーコジーコとフィルムを巻き上げ、写ってるのか写ってないのか不安になるほどのプラスティック的な乾いた音でカッチとシャッターを切る。

そして、恐ろしいほど、シャッターを押してから切り終わるまでのタイムラグがない。

見た目も作りもチープだが、シャッターチャンスは逃さない(笑)。

事実、『写ルンです』の開発チームが、初期のプレゼンで上層部から「こんなので本当に写るのか?」と問いただされ

「写るんです!」

って答えたのがネーミングのきっかけらしいですから、初めて手にとった人にとっては写真機の常識をひっくり返すほどのチープさだったと言えるでしょう。

ただし、『写ルンです』は「いつでも、どこでも、誰でも、手軽に撮れる」コンセプト通りの、リーズナブルでポケットに入るほど小さくて軽い、カメラだったので日常カメラとしては最適でした。

女性だったら

「中学・高校のころ、いつもバッグに『写ルンです』が入っていたなあ」

なんて懐かしく思う方々、とくに現在30代後半から40代の女性たちには多いかも知れないですね。


 

『写ルンです』と1990年代後半の日本写真界を席巻した女の子写真、いわゆるガーリーフォト

考えてみると、1990年代後半の日本写真界を席巻した女の子写真、いわゆるガーリーフォトの先駆者、火付け役だったHIROMIX〈1976生まれ)蜷川実花〈1972年生まれ)長島有里枝(1973年生まれ)らは、まさに『写ルンです』世代といっても過言ではないですよね。(ちなみにHIROMIX、蜷川、長島の3人は、2001年に木村伊兵衛賞を同時受賞)

ヒロミックス、蜷川、長島の3人が『写ルンです』で実際に作品を発表したということはなかったかもしれませんが、彼女らの写真は多くの場合、家族・友人・自分自身といった半径数メートル以内の日常を安価なコンパクトカメラで切り撮ったものでした。

写真をコミニュケーションツールのひとつとしてとらえているような感覚は、とても新鮮でしたよね。

加えて、お世辞にも従来の写真技術からすると当時の彼女らは上手くはなかったはず。

ただ、それが逆に、「写真は技術とか機械に強い、主に男性が撮るもの」という世間の常識をくつがえし、写真撮影の敷居を下げ、たくさんの女の子たちに門戸を開くことにつながったと思います。

僕が思うに、「コミニュケーションツールのひとつとしての写真」「うまくなくてもいい写真」そういう時代の空気が『写ルンです』の大ヒットにつながったのでしょう。

その後、デジカメやスマホの普及に伴い、『写ルンです』出荷本数はピーク時に比べて5%以下にまで激減したそうですから、コミニュケーションツールとしての役割は終焉したと思います。

『写ルンです』の登場は、写真というジャンルにとって、新時代を切り開くほど意義をもっている画期的な出来事だったと断言します。

『写ルンです』が再ブーム!?

『写ルンです』再ブームの立役者は、デジタルネイティブ世代

さて、その一時代をつくり終焉したと思われていた『写ルンです』ですが、実は、若者の間で密かに再びブームになっているそうです。

特に、旅好き、写真好きな女性や生まれた時からデジタルカメラや携帯電話があった若者たち、いわゆるデジタルネイティブ世代の使用が増えているとのこと。

実は、つい先日、スマホデビューした中学2年生の長男がスマホのケースがほしいと言うので、ドンキホーテに行ったら、スマホのグッズがたくさんある中で『写ルンです』が並んでいたんです。

そのとき僕は、ここ数年、若者の間で流行っている、という事実すら知らなかったので驚きました。(2016年が『写ルンです』発売の30周年アニバーサリーイヤーだったようです)

なんで今『写ルンです』がここに?って。

最近のデジタルカメラは、コンパクトデジカメですら画質はいいし、絵もシャープだし、多少の撮影失敗は、PCの画像処理でなんとかなるし、今更なぜ?って。

というか、スマートフォンで撮る写真も驚くほどきれいですしね。

なぜ、今、あえて、フィルム?

もちろん、多くの写真家たちはフィルムで撮る、フィルムを現像して引き伸ばし機でプリントするということを今でもやってますから、ここでは多くを語りませんがアナログ写真のよさは当然わかります。

僕自身もモノクロ写真は、最終的に暗室にこもりますから。(最近はサボってますが・・・)

が、しかし、なぜに一般人向けにアナログの『写ルンです』が販売されてるの?

20年前にタイムスリップしたような、不思議な気持ちになりました。

ネットですぐに調べてみたら、冒頭で書いたような「若者の間でひそかに再ブーム」ということがわかってきたというわけです。

『写ルンです』再ブームの秘密

アナログ写真の良さが再評価されている

再ブームの秘密は、どうやらフィルムで撮影した写真の、言葉では言い表せないやわらかでナチュラルな仕上がり、アナログならではのやさしくてノスタルジックな雰囲気にあるよう。

デジタルネイティブ世代には逆に新鮮みたいですね。

彼らは、いまどきのスマホのカメラやデジカメはキレイでシャープに写真が撮れるが、キレイすぎると考えているようです。

あと、フィルムを使うアナログ写真は、フィルムを現像しネガをつくり、ネガをもとに紙焼きプリントをするという工程があるので、プリントされた写真を目で見るまでに時間がかかります。

で、デジタルネイティブ世代にとっては、この写真を見られるまでの待っている時間のワクワク感も新鮮に感じているみたいです。

スマホだったら、写真を撮って数秒で写真を見れますものね。

『写ルンです』とスマホのギャップがたまらないのでしょう。

便利な時代にあえて、不便をお金を出してまで買うという人間の不思議(笑)

あっ、そうそうアマゾンのカスタマレビューでアナログ写真の良さや現像プリントの値段的なデメリット等、『写ルンです』にまつわる情報が集約されて書かれているのがあったので、引用してご紹介したいと思います。

娘さんが修学旅行に行く際に持たせるために『写ルンです』を購入し、なつかしく感じたとのことなので、おそらく『写ルンです』をカバンにしのばせていた、『写ルンです』ど真ん中世代のご感想。(ちなみに、うちの中2・長男の修学旅行でもスマホや携帯を持っていくことは禁止されていたので、10年前に買ったコンデジを持たせました)

娘が修学旅行に行く際に持っていくために購入しました。
デジカメは不可とのことで。

届いた商品を見て、懐かしく感じました。
娘は初めてインスタントカメラを見たので、使い方もわからず、ひとまず練習で一枚撮ってみましたが、どう撮れてる確認するわけにもいかず。
全部取り終わって、写真屋さんで現像するまでの楽しみなんだよ。
決まった枚数しか撮れないから、一枚ずつ丁寧に撮影するんだよ。
と説明しながら、写真ってそれが良いんだよねー、と思い出しました。

撮ったそばから写りを確認して、何度も連写して、写りの良いモノだけを残しておく、デジカメは便利だけど、現像した時のワクワクや、悲鳴をあげたくなるようなガッカリ感などは味わえないんですよね。
アナログの良さを改めて感じ、フィルムのカメラが欲しいなぁ、なんて思ってしまいました。

しかし、フィルムの現像って高いですね。
36枚撮りで、2000円近くしました。
家庭でサクッとプリントできる、デジカメは安上がりで便利だなぁ。

どちらもメリットありますね。

とにかく、最近はお店では売ってなかったので、アマゾンで買えて良かったです。

 

このレビューすばらしいですね。

『写ルンです』ひいてはフィルムを使用するアナログ写真について的確に表現しています。

「全部取り終わって、写真屋さんで現像するまでの楽しみなんだよ。」

どういう風に写真が撮れているか撮影時には分からないわけですから、現像・プリントがあがるまでは待ち遠しくてワクワクしますよね。

で、そのときその場の思い出を共有した家族や友人に写真を見せたりするのは、後日なわけですから、あらためて写真を見せたときに、撮影時の思い出を共有する。

なんか、やっぱりいいです。アナログは。

あと、

決まった枚数しか撮れないから、一枚ずつ丁寧に撮影するんだよ。

どんどん進化しているハイテクな機械やシステムにまみれている現代。

何もかもが便利で楽になったのは人間の進歩としては良いのでしょうが、そういう世の中にあってもひとつひとつのコトやモノを大切にしなきゃな、と思わせてくれるいい言葉ですね。

撮ったそばから写りを確認して、何度も連写して、写りの良いモノだけを残しておく、デジカメは便利だけど、現像した時のワクワクや、悲鳴をあげたくなるようなガッカリ感などは味わえないんですよね。

デジタルはテキトーに撮ってもすぐに撮り直しできますが、アナログ写真はその場では失敗がわかりません。

後日仕上がったプリントを見たら、大切な写真がピンボケだったとか目つぶりがあった、なんてのはザラでした。

アナログ写真は、うまく撮れた場合の喜びと失敗した時の悲しさが背中合わせで、そのギャップが人生みたいでいいじゃないですか。

生と死が隣り合わせみたいな・・・

死を逃れられないからこそ、一瞬一瞬生を楽しむ、生ききるみたいな・・・

ちょっと、表現がおおげさでしょうか。

あと、『写ルンです』を含むアナログ写真のデメリットとして

フィルムの現像って高いですね。
36枚撮りで、2000円近くしました。

どういうお店で現像したのかはわかりませんが、おそらく2000円ちかくしたというのは、同時プリントの値段のことをおっしゃっていると思います。

例えば、プリント1枚/35円×36枚=1260円に加えてフィルム現像が700円とか、そんな感じなんでしょう。

それに加えて、購入した『写ルンです』の値段、例えば「シンプルエース27枚撮り」であれば1000円くらいしますから、トータルで3000円くらいいっちゃうんですよ。

最近は、家庭用のインクジェットプリンターの値段もかなりリーズナブルなので、家で写真をプリントする感覚とくらべるとヤバイくらい高いと思われるのは当然かと。

アナログ写真にかかる値段やコストが高いのは、どうしようもないので、どうしても安くアナログ写真を楽しみたければ、写真屋さんで同時プリントではなくフィルム現像とデータ化のみを注文するのがいいでしょうね。

『写ルンです』の値段&同時プリントとデータ化料金

ここまで読んで、『写ルンです』でアナログ写真をはじめたい、なつかしさでもう一度やってみたいと思った方は「FUJIFILM 写ルンです30周年 アニバーサリーキット」なんてのも1000円ちょっとでアマゾン購入できるみたいなので、確認してみてください。(心配無用!あなたがアマゾンで購入しても、僕は1円も儲からないです笑)

あと、フィルムの現像とデータ化をわずか500円でやってくれるサービス「フィルム現像と同時にデジタルデータに変換してCDに保存」をカメラのキタムラでやってるみたいですので、アナログ写真のコスト削減の参考にしてみてはいかがでしょうか。

『写ルンです』とSNSの関係。

加えて、この『写ルンです』の再ブームを決定的に後押ししたのが、現在のSNSの普及です。

特に写真がメインのインスタグラムの流行により、『写ルンです』で撮った写真をデータ化してSNSにアップする人が急増したとのこと。

以下の、デジタルネイティブ世代のデータ化の手法を知って、なんか笑っちゃいました。

まず、『写ルンです』で撮影したものを、写真屋さんやミニラボで同時プリントしてもらう。

次に、仕上がった写真をスマホで複写し、インスタグラムにアップ。

さきほど書いたように、『写ルンです』は写真が仕上がるまでの待ち時間のワクワクも魅力のひとつなんですが、やっぱデジタルネイティブ世代は、写真を見たあとはソッコー便利なスマホでアップして、友達に見せたいということなんですね。

早漏なんですね(笑)

我慢できないんでしょうね(笑)

この下ネタ的揶揄の仕方が、われながらほんとオヤジだと思います。

とりあえず、アナログの良さを感じて現像・プリントをあえてするが、プリントを直接友人らに見せる前にスマホでアップして写真を見せるみたいな、デジタルとアナログの混在の仕方が現代的でおもしろいです。

あと、同時プリントといっしょにネガのデータ化をお願いしておけば、スキャンした写真データを得ることもできますが、僕はモノとしてのプリント写真を複写する手法のほうが、アナログ感がより強くて好きですね。

ちなみに、ふと書いてて不安になってきたのですが、もしこれを読んでいるあなたが、デジタルネイテイブ世代だとしたら、「同時プリント」とか「ネガ」とかわかりますかね?

これは「フィルムの現像+プリント」と言うことを指します。フィルムカメラ主流の時代は、一般的にこの同時プリントで依頼するがほとんどでした。(もちろん用途によっては、フィルム現像だけの依頼もできます)

で、ネガ用フィルムを現像してあがってきたものがいわゆる「ネガ」正式には「ネガフィルム」。

「ネガフィルム」とは、被写体の明暗や色が反転した画像がつくられる写真フィルムのことですね。

話が少しそれましたが、実際に『写ルンです』で撮られた写真を見たければ、ハッシュタグ「#写ルンです」で検索すると、何気ない日常をスナップした、投稿がネット上でたくさん見られますよ。

フジフィルムのサイトでは、有名人が撮影した『写ルンです』写真を見ることができますので、興味がある方はのぞいてみてください。

富士フィルム公式サイト:『写ルンですLife』


 

 

『写ルンです』とインド

長々と『写ルンです』の成り立ちや再ブームについて話してきましたが、ここでは写真家である僕と『写ルンです』との関係についてふれたいと思います。

1996年、僕は生まれて初めて、海外ひとり旅に出ました。

その行き先はインド。

三島由紀夫によると、インドという国は、宿命的にインドから呼ばれたひとしか行くことができないそうです。

ということは、僕もよばれたのでしょうか(笑)。

2ヶ月弱滞在しました。ムンバイから入って、バスを乗り継ぎデカン高原を横断し、バナラシまで。

約2ヶ月間、とにかく、ある町や村に好きなだけ滞在し、飽きたら、またバスに乗りテキトーな町で降りてみる、みたいな旅でしたね。

お話したいエピソードは山のようにありますが、それはいつか別の機会に、ということで・・・

で、みなさんは、写真家・伊波一志はさぞやインドの写真を撮ったのだろう、と想像するかもしれませんが、実は約2ヶ月のインド滞在で僕は27枚しか写真を撮っていません。

この記事のタイトルからネタばれだったと思いますが、僕はインドへのひとり旅に『写ルンです』(シンプルエース27枚撮り)しか持って行きませんでした。

ちなみに、この頃の僕は、写真行為にまったく興味はなく、フィルムをコンパクトカメラに装填したことすらない人間だったのです。

旅の記録は、ほとんどが日記の中にありましたが、そのノートは紛失しました。

ですから、現在、形に残る記録は、『写ルンです』で撮った27枚の写真しかありません。

この事実からも、あらためて紙にプリントしてブツとして残すことの大切さを感じます。

また、写真家でもなかったですし、ましてや写真に興味すらなかったわけですから、しかもジーコジーコカッチの『写ルンです』で写真を撮るわけですから、まったく表現者的な作為がなかったことは断言できます。

むしろ、日記のほうが、ギトギトの主観のフィルターを通した、独りよがりの青臭い感情を、表現者を自負するような気持ちで、書き記していたと思います。

もっと最悪なのは、いつか誰かに読まれることを想定しつつ、インドという非日常空間で書いていたことですね。

若気の至りとはいえ、恥ずかしいです。

ただし、写真的に救いだったのは、たった27枚の写真だけが、僕自身の欲まみれの自我や作為的な表現行為から逃れられたことでしょうか。

本当に無垢な気持ちで純度の高い写真が撮れたと、結果論ですが、思います。

さきほど、紹介した『写ルンです』のカスタマーレビューであった「決まった枚数しか撮れないから、一枚ずつ丁寧に撮影する」という気持ちもまちがいなくありましたよね。

インドひとり旅以降、何度か海外ひとり旅を経験し、いつの日からか僕は旅のお供に一眼レフカメラを持つようになり、写真が好きになり、商業写真の世界にも足を入れ、と長く写真をつづけていくうちに、いい作品を撮って認められたいとか、上手くなりたいとか、心の垢みたいなものがどんどん溜まっていきました。

たぶん今の僕は、世間のひとがいう上手い写真とか、なんとなく個展を開くレベルの作品らしきものは、それなりに撮れると思います。

ただ、『写ルンです』で撮った27枚のインドの写真を見返すたびに、もう一度こういう姿勢で写真を撮れたらなあ、なんて思います。

写真に20年ちかく関わってるわけですから、完全に当時の心の状態にするのは不可能ですが、いつも原点にあった無垢で純度の高い気持ちを忘れずに、写真をやっていきたいですね。

最後に

『写ルンです』の再ブームを知ってから、『写ルンです』というチープなカメラ機材で撮影した27枚のインド写真を思い出しました。

改めて、フィルムを使うアナログ写真の良さ、『写ルンです』というチープなレンズ付きフィルムのすごさを痛感しています。

27枚のインド写真の中から2枚を紹介しておわりたいと思います。

フレーミングとか露出とかシャッタスピードとか、まったく考えずに、撮りたいと思ったらすぐ撮る、ほんとそれだけ。

ただそれだけで撮った写真です。

ンド・アジャンタ石窟の村、子供たち
1997インド・アジャンタ石窟の村、子供たち

 

インド・アジャンタ石窟の村、おじいさんと青年たち
1997、インド・アジャンタ石窟の村、レモン水をくれたおじいさん